江戸の奇想画家
こんにちは、東京担当T子です![]()
府中市美術館で「歌川国芳 奇と笑いの木版画」という展示をみてきました![]()
歌川国芳は、江戸後期に様々な木版画をのこした、世界的に人気のある浮世絵師です![]()
よく見る教科書的な浮世絵とはまた違う、
様々なアイディアにあふれた作品が国芳の持ち味です![]()
現代の漫画家が描いたのでは?と思うような、斬新なセンスの作品が多く、
何の前知識もなく展示を見に行っても相当面白さを感じられると思います![]()
例えば、「荷宝蔵壁のむだ書」というのは、
天保の改革によって娯楽が禁止された時期に、
本来は描いてはいけない歌舞伎役者の浮世絵を、落書きレベルにして誤魔化し、
政府の弾圧をすりぬけて新しい面白さを追求した作品です![]()
また「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」という作品は、
複数の人が組み合わさって、人の顔を成しているという、
ちょっと不気味ですが、普通の浮世絵にはない発想です![]()
猫好きの画家で有名だった国芳は、「其のまま地口 猫飼好五十三疋」で、
江戸時代の宿場町を駄洒落と猫の絵で現す、ということもしています![]()
「日本橋」を、二本のかつおぶしの匂いを嗅ぐ猫で表現し(=二本ぶし)、
「藤沢」を、ぶち猫がサバをくわえている様子で表現しています(=ぶちさば)![]()
前期展示は4/18まで、後期展示は4/20~5/9なので、
ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください![]()
ちなみにこの「相馬の小内裏」というインパクトのある作品は、前期でしか見られませんよ![]()
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