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2008年2月18日 (月)

シェフのこだわり

「好きな食べ物は?」と質問された時、皆さんは、どう答えますか?
先日「メニューにある/なしに関わらず、食べたいものをオーダーしてみよう」と、レストランで「生ハムのサラダ」をオーダーしました。

メニューには「生ハム」を使った別料理があり、また、生ハムは使っていないけれど「サラダ」はありました。ですので「生ハムのサラダ」なら大丈夫と考えてオーダーしたのですが、シェフの答えは「NO」でした。理由はというと「生ハムのサラダ」として、お客様に自信をもって提供できるものではないから、というような感じだったと記憶しています。席までシェフ自ら説明に来てくれたので、よく覚えていたつもりなのですが、正確には分かりません。

ヒトの「記憶」というのは、無意識のうちに自分の良い方向に書き換えていることをご存知でしょうか?この、レストランでの一連の流れに沿って、ご紹介させていただきます。

 【Step-1】まず私は、「どうしても食べたい」という意思を伝えて、材料があればメニューにはなくても食べられるだろうと考えました。しかし予想外で、生ハムを食べられず、がっかりしました。despair <<悪いイメージの記憶>>

 【Step-2】しばらく経って「自信を持って提供できる料理」という文を本で目にした私は、シェフの話を思い出しました。「あの時、生ハム食べたかったなぁ。でも、やっぱり、ちゃんとメニューにあるものをオーダーすればよかったかも。think」と反省。

 【Step-3】そして最後には「あのシェフの考え方は、ものづくりの基本だったのかも。忘れてはいけないなぁ。いいレストランだったなぁ。happy01」と考え直しているのです。<<良いイメージの記憶>>

「不満足な記憶」から「満足した記憶」に書き換わっていく過程を、なんとなくご理解いただけましたか?同じことを体験したはずでも、全く違う記憶になっていることは不思議ではないのです。個人の感情や、その後に受け取った情報によって、記憶は簡単に書き換えられてしまいますから。

レストランに私と一緒に居た友人が記憶しているシェフの話と、私の記憶しているシェフの話は、きっと違っているのでしょう。全く違っているだろうということを前提に、尋ねてみたいと思います。さて、冒頭の質問に対し、私の答えは、1.お寿司、2.ピザ、3.焼肉です。「生ハム」が食べられるお店は少ないので、メニューにあるとついオーダーしてみたくなります。delicious

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