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~金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目 その9~
もっと分かりやすくIFRSの対策ポイントを解説してほしい…そんな声にお答えして、金融庁からリリースされた「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」をベースに、各ポイントを解説している本シリーズ。
さて、9回目の今回は、「英語版IFRSを参照する必要があるのか」という誤解ポイントに関して解説します。
●(6)英語版IFRSを参照する必要があるのか●
【誤解】IFRSになると、英語で作成された原典を参照して作成しなければならず、日本語翻訳版に従って連結財務諸表を作成することはできない。
↓
【実際】日本語翻訳版を参照して連結財務諸表を作成できる。
◎理解ポイント(1)
現在、日本語版で入手可能なのは、「IFRS2009」。もちろん、IASCF(国際会計基準委員会財団)公認本です。この日本語版をベースに、連結財務諸表の作成は可能です。しかし実状としては、IASB(IFRSに関する国際会計基準審議会)は、今年1月に「IFRS2010」をすでにリリースしています。日本語版の内容は、実のところ1年間の内容的な遅れがあることを、あらかじめ理解しておくことも重要です。
◎理解ポイント(2)
IFRSは、1月にIFRS2010をリリースした後も、積極的に改訂が進められています。
■2010年5月に年次改善による改訂公表■
※IFRS第1号(国際財務報告基準の初度適用)
※IFRS第3号(企業結合)
※IFRS第7号(金融商品:開示)
日本語版のIFRS2009では、もちろん上記の部分はフォローされていません。現段階で強制適用初年度として想定されるのが、2015年。より多くの部分で、改訂が行われるのは確実です。そのためにも、まずは日本語版2009で基準を把握し、最新版の差分も継続的にアップデートしていくことが重要でしょう。
いかがでしょうか。IFRS対応のポイントをご理解いただけたでしょうか。
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次回も引き続き、『金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目』をお届けします。
8月 18, 2010 ■ようこそ、IFRS教室へ■ | Permalink


