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~金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目 その4~
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~金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目 その5~

IFRS対策のポイントを、金融庁からリリースされた「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」をベースに、分かりやすく解説している本シリーズ。さて、5回目の今回は、「IFRSになると、ITシステムを含め、業務プロセス全般について全面的に見直さなければならない 」という誤解ポイントに関して(前編)です。

●(3)全面的なITシステムの見直しが必要か●

【誤解】IFRSになると、ITシステムを含め、業務プロセス全般について全面的に見直さなければならない。

【実際】既存のシステムの全面的な見直しは、必ずしも必要ではない。

◎理解ポイント(1)
現在、全ての上場企業に「内部統制」が義務化されています。この内部統制の整備プロセスで、ITシステムに関しても、業務プロセス全般に関してもリスクが可視化され、十分なリスク管理が行われてるはずだ…というのが、金融庁のスタンスでしょう。そのため、IFRS対応のプロセスで全面的に見直す必要はないという意味だと考えられます。

◎理解ポイント(2)
事実、上場企業は毎年「内部統制報告書」と、監査法人による「内部統制監査報告書」を提出しています。特に、内部統制に関して重要な欠陥が指摘されているのは、ごく稀です。J-SOX初年度、内部統制報告書を提出した3783社の内、重要な欠陥を開示したのは100社。全体の3%です。この数字から見ても、上場企業の内部統制は全体として機能していると判断し、必要な部分を改修すればよい、という判断にいたったと考えられます。

いかがでしょうか。IFRS対応のポイントをご理解いただけたでしょうか。
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Dr.QがITサプリをお届けしました。
次回も引き続き、『金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目く』をお届けします。

7月 14, 2010 ■ようこそ、IFRS教室へ■ |