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~金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目 その3~
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~金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目 その4~

金融庁からリリースされた「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」をベースに、IFRSのポイントを、さらに分かりやすく解説している本シリーズ。さて、4回目の今回は、「上場会社は直ちにIFRSが適用される」という誤解ポイントの後編です。

●(2)非上場の会社(中小企業など)にもIFRSは適用されるのか●

【誤解】非上場の会社(中小企業など)であっても、IFRSを適用しなければならなくなる。

【実際】非上場の会社はIFRSを適用する必要はない。

◎理解ポイント(3)
基本的に中小企業にIFRSの強制適用はありませんが、上場企業の「連結子会社」の場合は、事情が異なります。「連結財務諸表」に組み込まれているため、上場企業は連結子会社を含めたグループ全体でIFRS対応が必要になります。財務・会計システムの統一化、リスクマネジメントとしての内部統制システムの強化など、グループ全社で取り組む必要があります。
2012年段階での金融庁の判断を待ってからのスタートでは、わずか実質2年程度で、グループ全体で整備を完了するのは至難のワザです。連結子会社の場合は、綿密なスケジューリングをベースに、しっかりとした準備作業が必要になります。

◎理解ポイント(4)
連結子会社のIT環境を100%把握できている上場企業(親会社)は、実のところ本当にごくわずかではないでしょうか。IFRS対応の過程では、子会社のIT環境を正確し、リスクの棚卸を行い「可視化」することも極めて重要なステップとなります。
実際、連結子会社では内部統制が稼働しておらず、結果として上場企業の粉飾決算に発展してしまったケースが近年多発しています。今回を好機に、子会社の実態を正確に把握することをおすすめします。

いかがでしょうか。IFRS対応のポイントをご理解いただけたでしょうか。
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Dr.QがITサプリをお届けしました。
次回も引き続き、『金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目』をお届けします。

7月 7, 2010 ■ようこそ、IFRS教室へ■ |