■グリーンITを正しく読むために■
~COP15特別編 その3~
さる12月19日、COP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)が閉幕しました。日本国内で、これまでの中で最も注目された印象のあるCOP。後編の今回は、中立的立場から客観的に、その結果を分かりやすく解説したいと思います。
◎「留意する」という曖昧な合意
当初、COP15では、京都議定書以降の温暖化対策に関して明確な政治合意が図られる予定でした。しかし、最終日に決議採択されたのは「コペンハーゲン協定について留意する」という内容。実は、合意していません。交渉決裂は何とか回避できたものの、残念ながら、極めて曖昧な政治合意です。冷静に考えて、COP15は成功したとは言いがたい結果となりました。
◎コペンハーゲン協定の4つのポイント
COP15で、何とかまとめられたコペンハーゲン協定。その主な内容は、次の4つです。
(1)地球温暖化防止対策の共通認識に関して
地球の平均温度の上昇を、2度以下にする
(2)2012年までの途上国支援に関して
2010年~2012年の3年間で、途上国に対して、先進国は300億ドル(約2兆7,000億円)の資金援助を行う ※年平均100億ドル(約9,000億円)
(3)2020年までの途上国支援に関して
2020年まで、途上国に対して、先進国は毎年1,000億ドル(約9兆円)の資金援助を目指す
(4)各国の削減目標に関して
各国が2020年までの排出削減目標を決め、2010年1月31日までにコペンハーゲン協定の付属書に掲載する
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1月 13, 2010 グリーンITを正しく読むために | Permalink


