■グリーンITを正しく読むために■
~COP15特別編 その2~
12月7日から、デンマークの首都コペンハーゲンでCOP15(気候変動枠組み条約第15回締約国会議)が開催されました。そこで、グリーンITを正しく読むために「COP15特別編」として、日本の温暖化対策にも確実に多大な影響を与える、COP15の行方に注目したいと思います。最初の2回は、現在各国が掲げている温室効果ガス削減目標値に注目。後半の2回で、COP15を総括します。
◎削減目標における、2つの大きな課題
では、前回の表に挙げた削減目標値における2つの大きな課題をクリアにしたいと思います。今回のCOP15でも、最も注目される2つのポイントです。
(1)アメリカの削減目標値の低さ
基準年が2005年に設定されています。2005年17%削減は、実は1990年比でわずか3~4%の削減に過ぎません。
(2)中国の削減目標の低さ
最新の2007年度調査で、世界最大の温室効果ガス排出国となった中国ですが、「GDPあたり」という目標設定を行っています。しかし、このまま中国のGDPが年率8%上昇で成長した場合、2020年段階でGDPは2005年の約4倍に成長します。GDPと温室効果ガスの排出量が比例すると考えると、温室効果ガスも2020年段階で現在の約4倍となり、その内の最大45%を削減したとしても、現在の約2倍、温室効果ガスを排出できる余裕があります。
COP15の会期は12月18日まででした。注目ポイントと議論の結果を、次回から総括したいと思います。
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次回も、「COP15特別編」をお届けします。
12月 25, 2009 グリーンITを正しく読むために | Permalink


