■グリーンITを正しく読むために■
グリーンITの背景(59)
~「鳩山イニシアチブ」に注目 その3~
さる9月22日、国連気候変動サミットの開会式で「温室効果ガス25%削減目標」を国際公約として明言した鳩山首相。今回も、前回に引き続き、当日の演説内容を通して、「鳩山イニシアチブ」の温室効果ガスの削減目標に関するポイントを分かりやすく解説したいと思います。
■原文(3/3) COP15への戦略
しかしながら、もちろん、我が国のみが高い削減目標を掲げても、気候変動を止めることはできません。世界のすべての主要国による、公平かつ実効性のある国際枠組みの構築が不可欠です。すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が、我が国の国際社会への約束の「前提」となります。
◎ポイント(3)
ポイントは「世界のすべての主要国」と表現している点です。先進国ではなく、主要国。つまり、中国、インド、ブラジルなど経済成長が著しい各国にも、年末のCOP15で削減義務を課したい首相の戦略を感じさせます。もちろん、京都議定書に参加していないアメリカも、COP15で決定する中期目標を巡る枠組みには必ず参加させる必要があります。現在、世界の温室効果ガスの半分以上を排出しているアメリカと中国の両国に対して、どのような中期削減目標を設定できるか…各国の思惑が交錯する12月のCOP15は大注目です。
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次回も引き続き、グリーンITの背景をお届けします。
10月 20, 2009 グリーンITを正しく読むために | Permalink


