■グリーンITを正しく読むために■
グリーンITの背景(57)
~「鳩山イニシアチブ」に注目 その1~
さる9月22日、国連気候変動サミットの開会式で「温室効果ガス25%削減目標」を国際公約として明言した鳩山首相。今回は、当日の演説内容を通して、「鳩山イニシアチブ」の温室効果ガスの削減目標に関するポイントを分かりやすく解説したいと思います。全ての日本企業に、グリーンITと省エネの必要性をますます感じさせる演説でした。
■原文(1/3) 新たな中期目標
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)における議論をふまえ、先進国は、率先して排出削減に努める必要があると考えています。我が国も長期の削減目標を定めることに積極的にコミットしていくべきであると考えています。また、中期目標についても、温暖化を止めるために科学が要請する水準に基づくものとして、1990 年比で言えば2020年までに25%削減を目指します。
◎ポイント(1)
麻生元首相が6月に表明した中期削減目標は、2005年比で15%削減。1990年比では、実質8%の削減を目指す数値目標でした。一方、鳩山首相は基準年を1990年に設定し、そこから25%の削減を表明しました。環境省の算定によると、2007年度の日本の温室効果ガス排出量はCO2換算で約13億 7,400万トン(環境省:平成21年4月30日発表)。実状、1990年比で約9.0%上回っています。鳩山首相が表明した中期目標は、2020年までに現在と比較して約34%の削減を目指すという非常に高い数値目標です。6月の中期目標と比較すると、4倍以上の削減値になります。
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次回も引き続き、グリーンITの背景をお届けします。
10月 6, 2009 グリーンITを正しく読むために | Permalink


