■内部統制報告制度、2年目を読み解く■
明らかになった課題(1)
~IT統制の不備 その1~
2008年4月から、金融商品取引法によってスタートした内部統制報告制度。上場企業に、自社の内部統制を評価した「内部統制報告書」が義務化されました。1年目を多くの企業が乗り切り、内部統制は現在2年目に突入しています。そこで、1年目と現在の内部統制を分かりやすく客観的に分析しながら、課題と対策を明らかにする新シリーズをスタートさせたいと思います。タイトルは「内部統制報告制度、2年目を読み解く」。第一回目は、明らかになったIT統制の不備に関して解説します。
●「重要な欠陥」は全体の2%ですが…
金融庁の今年7月集計によると、内部統制報告書を提出した2,670社の内、評価結果において「内部統制は有効である」と評価された企業は全体の 97.6%。「重要な欠陥があり、内部統制は有効でない」と評価された企業は、全体の2.1%。社数は、わずか56社となっています。一見、内部統制が成功し、十分に機能しているかのように思われます。しかし…各社の内状には、これから甚大なリスクに発展する可能性のある課題が残されています。
●(社)日本監査役協会:最新調査結果に着目
(社)日本監査役協会のWebサイトでは、内部統制の1年目を総括し、現状を把握する上で非常に有効的な情報が公開されています。今年の8月から9月にかけて、約2,000社の上場企業を対象にした「第3回 財務報告に係る内部統制報告制度に関する インターネット・アンケート」集計結果です。10月2日に公開されたばかりの最新情報です。この集計結果を見ると、1年目の内部統制の課題と今後の取り組むべきポイントが、クリアになってきます。
いかがでしょうか。2年目の内部統制、課題と対策をご理解いただけたでしょうか。尚、クオリティではIT統制の重要な基盤としてフル活用できる「QAW/QND Plus」をご用意しています。詳細は、クオリティのWebサイトにてご確認ください。
Dr.QがITサプリをお届けしました。
次回も引き続き、「内部統制報告制度、2年目を読み解く」をお届けします。
10月 27, 2009 内部統制報告制度、2年目を読み解く | Permalink


