■グリーンITを正しく読むために■
グリーンITの背景(34)
~ 5つの温室効果ガス排出削減目標案 その2~
| 前回は、日本の地球温暖化問題に関する中期目標検討委員会で公表された、5つの目標案について解説しました。グリーンITの動向にも大きく影響する、日本の中期目標。今回は5つの目標案の読み方と、日本政府の意向、IPCCの意向を分かりやすく解説します。 ■5つの目標案の読み方 |
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◎目標案(1)の「現在の努力」とは何か? ◎すでに基準年を大きく上回っている、日本の温室効果ガス排出量 ◎試算時と現状の経済環境のギャップ |
| ■現時点での日本政府の意向 |
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今回の5案の内、政府としては目標案(3)と(4)が実現可能と見ているようです。-7%~16%の範囲内で中期目標を設定したい意向を持っている模様です。しかし、日本はすでに2050年までに世界の排出量を半減し、自国として60~80%削減するとの目標を世界に向けて発表しています。中期目標の数値と目標値における矛盾を、世界中から指摘される可能性があります。 |
| ■IPCCの意向 |
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さる3月、IPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)のラジェンドラ・パチャウリ議長が来日。環境省で記者会見を行いました。同会見の中で、「先進国の排出量は1990年比25~40%削減する必要がある」と先進国の中期目標に関して言及しています。IPCCの総意として、世界規模での温室効果ガス削減を進展させるには、まず先進国が高い数値目標を設定し、実行しなければいけないという考え方を持っています。しかし、前述のように目標案(5)の-25%は難しいと現段階で日本政府は判断しています。6月の中期目標確定まで、ますます議論が過熱しそうです。 |
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4月 7, 2009 グリーンITを正しく読むために | Permalink
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