■グリーンITを正しく読むために■
グリーンITの背景(23) 2009年、グリーンITに関する5つの注目動向
明けましておめでとうございます。
今年も引き続き、ITサプリをどうぞよろしくお願いします。
さて、いよいよ幕を開けた2009年。実は今年が、グリーンITにとって大きな分岐点になる年であることをご存知でしょうか。注目すべき動向は、具体的に5つ。今回も分かりやすく解説しましょう。
■注目動向(1)■
米国オバマ政権の「グリーン・ニューディール」政策スタート
就任前にも関わらず、実に80%という驚異的な支持率を誇る米国次期大統領バラク・オバマ氏。いよいよ1月20日、世界が注目するオバマ政権が正式にスタートします。そんなオバマが掲げる政策の中で最も注目されているのは、「グリーン・ニューディール」政策。国内のエネルギー構造を再生可能エネルギーへと抜本的に転換する枠組みを作り、そこへ積極的に投資が向かう構造を作り上げることを目指します。
少しシビアな言い方をすれば、そこまでの取り組みをしなければ、世界No.1のCO2排出国のアメリカが排出量を劇的に減らすことは不可能なのです。
これから数年間で、PC、ネットワーク、サーバルーム、そしてオフィスビルにいたるまで、新たなグローバルスタンダードが米国発で誕生する可能性が高いと考えられます。
■注目動向(2)■
日本への「グリーン・ニューディール」政策の余波
実は米国は毎年、年次改革要望書(正式名称:日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく 日本国政府への米国政府要望書)を日本政府に対して提出しています。2009年の秋に送付されてくる年次改革要望書には、米国のグリーン・ニューディール政策の内容が非常に強く反映されることが予想されます。いわゆる外圧によって、日本のエネルギー政策も、抜本的な構造変革を迎えることになるかもしれません。
例年提出されるのは10月。その時、日本では衆議院では確実に総選挙が完了しています。日本政府が、要望書をどのようにジャッジするのか、非常に注目されます。
※年次改革要望書は、例年11月にアメリカ大使館のWebサイトで和訳版が公開されます。2008年10月に提出された最新の要望書からも、国内の各産業の5年後、10年後を予見できます。一読をおすすめします。
http://tokyo.usembassy.gov/pdfs/wwwf-regref20081015.pdf
いかがでしょうか? 次回はグリーンITに関するキーワードの残り3つをご紹介します。
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1月 7, 2009 グリーンITを正しく読むために | Permalink


