SOX法時代のセキュリティ体制へ……
内部統制のホント2/5(モニタリングの重要性)
日本版SOX法が要求する「内部統制とは何なのか」を今一度正確に理解する
ことで、「現行システムの機能と運用方法に何が足りないのか」をしっかり
把握して、準備期間の作業内容をクリアしていただくことを目的にスタートした、
今シリーズ。
2回目の今回は「モニタリングの重要性」についてです。
モニタリングは、内部統制システムの目的を達成するために不可欠な要素。
内部統制基準の中で、モニタリングは次のように定義されています。
「内部統制が有効に機能していることを継続的に評価するプロセスをいう。
モニタリングにより、内部統制は常に監視、評価及び是正されることになる。」
つまり、内部統制用のシステムが随時その機能と効果を発揮し続けるように
監視することが重要になる訳です。これを情報システムに当てはめてみると、
「監視機能」と「データ化」の2つの強化が要求されていると考えられます。
1/監視機能
監視機能の具体例として、次のような機能が考えられます。
- セキュリティポリシー違反のPCを基幹システムにアクセスさせない監視
- 個人情報を含む重要ファイルの管理方法に対する定期的な確認
- 機密文書の配信時における、パスワードロック等の漏洩防止策採用状況の定期的な確認
- 機密ファイルに対して不正アクセスをさせない監視
- 従業員のコンプライアンスマニュアルの理解と遵守状況に関する定期的な確認
上記以外にも様々な具体例が予想されますが、こうした監視機能を情報システム
に追加採用することで、新法に対応した内部統制システムを構築できると
思われます。
2/データ化
モニタリングは、その全ての結果がデータ化される必要があります。
例えば機密ファイルに対する操作ログが、不正行為の原因究明に多いに
役立ちます。またWinnyなど、P2Pソフト(ファイル交換ソフト)の起動記録が、
社員のコンプライアンス意識分析に活用できます。
モニタリングデータは、社内の問題を明確にできるのです。
内部統制担当者の間で積極的にデータを共有して、
有効活用していくことが重要でしょう。

さて、クオリティでは、こうしたモニタリングに最適なツールを多数
ご用意しています。テクノロジーサイトへぜひ一度アクセスしてみてください。
いかがでしょうか。現行システムの課題が少しクリアになったでしょうか。
一つ一つ着実に対策を講じ、強固な内部統制システムを確立してください。
もちろん、Dr.Qもしっかりお手伝いします。
次回は、「内部統制のホント3/5:リスクマネジメントとしてのセキュリティ」に関して
解説します。 Dr.QがITサプリメントをお届けしました。
クオリティではメールマガジン「Q-NEWS」を毎週配信中。今回ご紹介した
ドキュメント管理に関するツールなど、即役立つ情報を無料で手に入れる
ことができます。ただいまプレゼントが当たる、キャンペーン実施中です。
11月 8, 2006 パソコン・インターネット, ビジネス, 内部統制, 情報漏洩対策, 法制度, 経済・政治・国際 | Permalink
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/173353/12602665
この記事へのトラックバック一覧です: SOX法時代のセキュリティ体制へ……
内部統制のホント2/5(モニタリングの重要性) :


