■ようこそ、IFRS教室へ■
~金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目 その11~

金融庁からリリースされた「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」をベースに、IFRS対策のポイントを、分かりやすく解説している本シリーズ。
さて、シリーズ11回目の今回は、「監査は国際監査基準で行う必要があるのか」という誤解ポイントに関して解説します。

●(8)監査は国際監査基準で行う必要があるのか●

【誤解】IFRSになると、監査も国際監査基準(ISA)に基づいて行わなければならない。


【実際】IFRSになっても、我が国の企業は、日本の監査基準に従って監査を受けることになる。

◎理解ポイント(1)
日本の監査基準は、国際監査基準と整合性が取られています。すでに、その内容はISAと大差ありません。日本の監査基準をベースに監査を受ければ、問題ありません。

◎理解ポイント(2)
今後の動向としても、IFRS開始に合わせて同時に新たな監査基準が導入される可能性も低いと考えられます。

いかがでしょうか。IFRS対応のポイントをご理解いただけたでしょうか。
尚、クオリティではIFRS対策の重要な統治基盤としてフル活用できる「QAW/QND Plus」をご用意しています。詳細は、クオリティのWebサイトにてご確認ください。

Dr.QがITサプリをお届けしました。
次回も引き続き、『金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目』をお届けします。

9月 1, 2010 ■ようこそ、IFRS教室へ■ |

■ようこそ、IFRS教室へ■
~金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目 その10~

もっと分かりやすくIFRSの対策ポイントを解説してほしい…そんな声にお答えして、金融庁からリリースされた「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」をベースに、各ポイントを解説している本シリーズ。
さて、シリーズ10回目の今回は、「財務諸表は英語でも作成する必要があるのか」という誤解ポイントに関して解説します。

●(7)財務諸表は英語でも作成する必要があるのか●

【誤解】IFRSになると、財務諸表は、日本語だけでなく英語でも作成しなければならない。

【実際】IFRSになっても、我が国の企業の財務諸表は、英語で作成する必要はない。

◎理解ポイント(1)
(6)と(7)の実際を合わせると、日本語版IFRSをベースに、日本語で連結財務諸表を作成すればよい、ということになります。上場企業の負担コストを最小限にするための、金融庁の配慮を感じます。
しかし、国内市場の縮小を受けて、より多くの日本企業が、将来的に海外に商機を求めざるを得ない状況になることも考えられます。今後、市場を活用して積極的に事業資金を調達したい日本企業は、英語版での作成も視野に入れておくべきでしょう。

◎理解ポイント(2)
IFRS対応によって、より多くの日本企業に、海外上場会社との資本提携、海外投資銀行との業務協力関係強化などのチャンスが生まれるでしょう。しかし、その「現場」では英語版のIFRSベースの連結財務諸表が必要になります。そのためにも、まずは日本語版での作成でIFRS順応性を高め、英語版作成ニーズにもスムーズに適応できる体制を徐々に整えていくという、中長期ロードマップを想定しておくことも重要でしょう。

いかがでしょうか。IFRS対応のポイントをご理解いただけたでしょうか。
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次回も引き続き、『金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目』をお届けします。

8月 25, 2010 ■ようこそ、IFRS教室へ■ |

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~金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目 その9~

もっと分かりやすくIFRSの対策ポイントを解説してほしい…そんな声にお答えして、金融庁からリリースされた「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」をベースに、各ポイントを解説している本シリーズ。
さて、9回目の今回は、「英語版IFRSを参照する必要があるのか」という誤解ポイントに関して解説します。

●(6)英語版IFRSを参照する必要があるのか●

【誤解】IFRSになると、英語で作成された原典を参照して作成しなければならず、日本語翻訳版に従って連結財務諸表を作成することはできない。

【実際】日本語翻訳版を参照して連結財務諸表を作成できる。

◎理解ポイント(1)
現在、日本語版で入手可能なのは、「IFRS2009」。もちろん、IASCF(国際会計基準委員会財団)公認本です。この日本語版をベースに、連結財務諸表の作成は可能です。しかし実状としては、IASB(IFRSに関する国際会計基準審議会)は、今年1月に「IFRS2010」をすでにリリースしています。日本語版の内容は、実のところ1年間の内容的な遅れがあることを、あらかじめ理解しておくことも重要です。

◎理解ポイント(2)
IFRSは、1月にIFRS2010をリリースした後も、積極的に改訂が進められています。

■2010年5月に年次改善による改訂公表■
※IFRS第1号(国際財務報告基準の初度適用)
※IFRS第3号(企業結合)
※IFRS第7号(金融商品:開示)

日本語版のIFRS2009では、もちろん上記の部分はフォローされていません。現段階で強制適用初年度として想定されるのが、2015年。より多くの部分で、改訂が行われるのは確実です。そのためにも、まずは日本語版2009で基準を把握し、最新版の差分も継続的にアップデートしていくことが重要でしょう。

いかがでしょうか。IFRS対応のポイントをご理解いただけたでしょうか。
尚、クオリティではIFRS対策の重要な統治基盤としてフル活用できる「QAW/QND Plus」をご用意しています。詳細は、クオリティのWebサイトにてご確認ください。

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次回も引き続き、『金融庁「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」に着目』をお届けします。

8月 18, 2010 ■ようこそ、IFRS教室へ■ |